2019年8月20日火曜日

ペライチでも独自ドメインを使えばSEO効果は上がるのか?

一枚ペラのサイトはSEO効果が当然低い。


ペライチは商標ですが、一般的に1ページのみのサイトを言います。
基本的にSEOでは、ページ数(コンテンツ数)が多いほど、有効だと言われていますが、多くのアフィリエイトサイトでペライチが使われている。
一枚だけで縦に長く、ランディングページとも言われる。

 

SEO的に効果が少ないのにそれで儲かるのだろうか?という疑問が生まれる。


僕自身は、アフィリエイトを積極的に行っていないので、自社サービスを1ページのみで簡潔にまとめたサイトを作って公開したりしますが、SEO効果としては、非常に厳しい。
厳しいが故に、その1ページのために独自ドメインでなんとかSEO効果を高めようとします。

 

1ページの独自ドメインサイト


実際、運営してみるとわかりますが、それでもSEO効果はかなり厳しい。
独自ドメインを使用したからと言ってアクセス数が簡単に上がるかというとそんなことはない。
多くのアフィリエイト指南のブログや書籍で、それで充分稼ぐことができると書かれていますが、実際はこれで本当に検索エンジンにヒットするのか?というレベル。
できないことないですが、難易度は非常に高いと思います。

 

それでは、どうやってヒットさせているか?というとキーワード設定。


狙ったキーワードでヒットさせる。そのキーワード選びの技術が高い人が確実に稼いでいる人達です。ですが、それは別にペライチでなくても同じことです。
ということは、普通にブログを運営して、その中でキーワードを上手く選択してコンテンツを作った方が効果が高いのは自明なのです。
何もペライチにこだわる必要性はないわけです。

 

それでも半分はSNS経由


更に言えば、SNSからのランディングページとして活用しているケースが非常に多く、仮説としては、SEO半分、SNS半分からの誘導と思われます。
また、一軒一軒のアフィリエイト収入は低いが故に、ペライチという労力を減らすことをして大量ページ生産をするということで収入を上げているようですね。
単純に効率化の問題でしょう。つまり、ペライチだから良いということではなさそうです。
本業アフィリエイターの方はそれで良いと思いますが、ちょっとしたお小遣いを得たい、または、自社サービスを宣伝したい場合は、ペライチよりも、ブログの方がSEO的には早いかもしれません。

ドメインだけは自社で契約、自社で管理が基本

ホームページを作成業者に依頼するときの注意事項


ドメインとサーバーの契約も委託してしまうケースがありますが、最低限、ドメインだけはご自身で契約されることをオススメします。

仮に委託しているホームページ作成会社が倒産してしまったり、または、個人事業主の場合は事業者の方が事故にあったり、はたまた後継ぎを立てずに亡くなってしまうケースもないとは言い切れません。

そうなってしまうと、自社サイトに手を加えることがほぼ不可能になります。
契約者のみしかドメインの管理ができないからです。

ドメインを自社で契約しておくメリット


逆にドメインだけは自社で管理しておけば、ホームページ作成業者が亡くなってしまった場合でも、またはサーバーを新たに切り替えた場合でも、ドメインの管理画面で新たに契約したサーバーのネームサーバーを入力するだけでスムースに移行することが可能です。

ネームサーバーの移行には、管理画面で更新してから半日程度かかりますが、その程度で済みます。(私の場合はアクセスの少ない夜中にネームサーバーを切り替えるようにしています。)

ホームページ作成業者はフリーランス、個人でも安心


ホームページを作成するサービスというのはほぼ全てがオーダーメイドのサービスになるので大量生産が得意な大手企業が参入しづらい市場になっています。個人事業主の方に依頼するケースが多くあると思います。

個人事業主では不安という方もいるかもしれませんが、ドメインを自社管理しておけば特に心配する必要はありません。
センスの良いフリーランスに委託すればそれが一番リーズナブルで個人だけに親身になってくれると思います。

ドメインとサーバー契約者が違っても大丈夫なの?


ちなみに、ドメインを自社で契約、サーバーをホームページ作成業者で契約した場合、契約者名が異なるので、ドメインとサーバーの紐付けでエラーがでるのでは?と思われるかもしれませんが、そこは紐付けの際、チェックされていません。

ドメインの管理画面で紐付けしたいサーバーのネームサーバー名を入れれば、誰が契約者であろうと紐付けがされます。同じサーバーで先に同じドメインを紐付け設定している人がいればそちらに紐付いてしまうわけですが、ドメインはオリジナルの文字列なのでそのようなリスクはまず考えられないと思って間違いありません。

まれにオールドドメインで、ドメインの旧所有者がサーバーに設定しっぱなしにしていてそちらに紐付いてしまうという極々まれなケースがあったそうですが、自社が独自に考えて取得したドメインであれば特にそのような心配はありません。

2019年6月24日月曜日

AIDMAの法則でadsenseとamazonを使い分ける

アフィリエイト広告何を貼る?闇雲に貼れば良いというわけではない。

ページのコンテンツによって貼る広告を貼り替える工夫が必要になります。

ポイントはAIDMAのどれに当たるページなのか?

  1. その製品の存在を知り(Attention)
  2. 興味をもち(Interest )
  3. 欲しいと思うようになり(Desire)
  4. 記憶して(Memory)
  5. 最終的に購買行動に至る(Action)
  6. コンテンツがAIDMAのどの領域にあるか?で変わるわけです。

    1のAttentionの段階では、そんな悩みの解決には「こういう製品がありますよ」という存在を知らせるページ。
    この段階では他の商品の特徴など比較記事などを書くことになります。
    閲覧者はまだ、買いません。

    2の段階でもまだ買いません。興味の段階では、類似商品(サービス)等を見て比較検討している段階。

    3の段階でようやく欲しいと思い始め、価格相場を見始めます。高額であればこの段階が長くなります。

    4の段階で記憶。欲しいものリストに入れたり、お気に入りに入れたりする。

    5の段階でようやくショッピングカートに入れるわけですね。

    どの段階がアドセンス広告か?

    1~3の段階ではまだ買わないので商品への直リンクバナーは早すぎます。
    効果や相場を謳った方がコンテンツ力が上がり、アクセスが上がります。
    この段階で商品への誘導をやってしまうと離脱率が上がるだけかもしれません。購入サイトも結局は外部サイトだからです。
    とにかく比較記事、価格相場記事などで回遊させて、自分のサイトのなかで1から5まで旅をさせるように持って行くのです。
    コレをカスタマージャーニーと言います。

    どの段階がamazon広告か?

    4~5の段階で商品ページへ誘導して晴れて購入。アフィリエイト成立です。

    というわけで、1~3の段階ではアクセスアップが目的なので貼るとしたらアドセンス広告。
    4~5の段階で、amazon広告や、A8、Linkshare、バリューコマースの広告でなるべく商品やサービスに直接リンクする広告を貼ります。

    2019年6月21日金曜日

    完読率を上げるとSEO効果も上がる

    完読率はどのように計測されるのか?

    完読率を上げると当然、SEO効果も上がる。最後まで読まれるものは質の良いものと判断される。質の良いものは検索順位を上げる。

    Googleの理念に合っているからです。

    でも、完読率というのはどうやって計測されるのであろうか?

    文字数が少なければ当然、完読率も上がるけど・・・

    たとえば、文字数が異常に短い場合。
    俳句や短歌の場合は、一瞬で読み終わる。
    こういうコンテンツを1ページに一つずつ掲載して、完読率を上げる方法はどうか?

    この場合、完読したのか、離脱したのか?Googleは判断できません。
    やらないほうが無難です。

    ファーストビューに収まる範囲で情報を掲載しない。

    ファーストビューに収まる範囲で文字数いっぱいにテキスト情報を掲載しました。
    読むのが速い人と遅い人がいます。
    ユーザーは完読したのかどうか?
    滞在時間で計るのも微妙な感じがしますよね。

    完読率は、もちろん、滞在時間も関係していると思いますが、それだけでは測れない。

    テキスト情報が縦に長いとスライダーを下げてその続きを読みます。
    この行為があることでGoogleはユーザーが読んでいると判断していると思われます。
    つまり、ウェブサイトのデザインを構築する時は、スライドさせながら読ませるように設計することをオススメします。

    スマートフォンの場合はディスプレイサイズが小さいので横一列に表示できる文字数が少ない。
    最適化されていれば、自然と縦長になりますが、PCの時もサイドバーなどを使って、テキストエリアをあまり広く取らずに縦長に設計することが重要。
    スライドさせて読むようになりますよね。
    更に挿絵、カットを入れることで縦に伸びます。

    画面をスライドさせて、ある程度の滞在時間があることで、完読率は測られる。
    裏技を使うと、つい見入ってしまう画像、さらには動画を埋め込むことで滞在時間が上がり、「完読率」に良い効果があるのかもしれません。

    完読率はパーセンテージだから、アクセス数が少なくても上げることはできる

    完読率はその名の通り、比率です。アクセスが1日10アクセスしかないけど、10人中9人が最後まで読むことがデータとして蓄積されれば、次に起こる化学変化は率ではなく絶対数が上がるということです。なので、今、アクセスが少ないというサイトほど、ここが重要になってくるのです。

    逆に言うと、アクセス数がある程度あるサイトほど完読数を上げることは難しいのかもしれません。

    もちろん、一番大事なことは、完読される情報を発信することであることは言うまでもありません。

    2019年6月17日月曜日

    SEO基礎 まずおさえるべき7つからスタート

    SEO対策。最低限おさえるべき7つの対策

    1.見出しの入れ子構造でテキストを書く

    h1見出しの下に段落の文章の羅列では効果が薄い。
    h1の中にh2が2~3個。h2の中に更にh3が2~4個。
    そして、見出しの中に検索キーワードを入れる。
    これだけで全然効果が違います。

    2.専門性を上げる

    多ジャンルのサイトはGoogleが何のサイトだか判断ができなくなってしまう。
    SEOには悪い影響。1ジャンル1サイトが基本。
    企業で複数のサービスを展開している場合は、それぞれに別のドメインを割り当てる方が効果があります。
    最低でもサブドメイン。

    3.3層構造が基本

    ペライチページでもSEO効果がでているという人はいますが、難易度はかなり高い。
    その難易度に立ち向かうくらいならば3層構造のサイトを作った方が近道。
    トップページ、カテゴリーページ、コンテンツページが基本。
    更にコンテンツページ同士は関連記事としてリンクをするとカテゴリー内であることが際立つ。

    4.誰のサイトかを明示

    是非、aboutページを設置。プロフィールや会社概要のページをprofile.htmlやabout.htmlというファイル名で作成します。
    その中にプロフィール、SNSアカウントのリンク、資格などを明示する。
    グーグルがどこまで判別しているか分かりませんが、本名、またはペンネームでも良いので自分の名前であることを分からせる工夫が必要。
    author:○○ 等入れることでこのサイトの記事を誰が書いているのかを記すことができます。
    ストレートに「私の名前は○○です」と書いてしまっても良いのかもしれないですね。

    5.被リンクを得る

    外からのリンクはいまだに効果ありと言う人がほとんど。ただ、これはなかなか難しい。
    関連ページを持っている人に相互リンクをしていただくことでWinWinの関係を築くのが最低限の被リンク対策になるかもしれません。
    自作自演被リンクはNG。やらない方が良いと言われていますが、それはペライチサイトを量産して四方八方から手当たり次第にリンクをした時に言えること。
    被リンクしているサイトが仮に自分で作ったとしても、それ自体が価値あるものであればその効果はあるようです。

    6.SNSに投稿する。

    SNSからのリンクはnofollowなので直接的な効果はありません。ただし、ツイッターの場合、そのツイートが別のサービスで埋め込まれた時などに効果を発揮する可能性も。
    また、普通にSNS経由からのアクセスでアクセスが上がることそれ自体がSEO効果でもあります。
    自分で投稿するのはもちろんですが、読者が投稿してくれることを期待してSNSボタンは必ず設置します。

    7.Google Analyticsで動向を読み改善していく。

    1番重要なデータは「行動」データ。
    離脱が多いページの改善。人気ページから関連ページへリンクを貼って回遊させる。
    プロフィールページのアクセスはトップページ並にアクセスが上がる傾向があるので、カテゴリーページへのリンクはプロフィールページにも貼る。
    キーワード設定は合っているか?関連キーワードチェッカーで確認。
    Google Consoleでエラーチェック。
    GRCで検索順位の確認。下がったら補強!

    オススメの書籍はこちら

    2017年6月30日金曜日

    一般庶民がはてなブログproで毎日1記事でいくら稼げた?

    一般庶民のブログアフィリエイト

    世の中は成功者の声であふれている。

    当然。

    成功しなかった人は「うまくいきませんでした!」とは声高に叫ばないからだ。

    こうすれば失敗しますという書籍よりも、こうすれば成功しますよという書籍が多いのは、その方がプラス思考で読んでいて楽しいからという理由もあるのでしょう。

    たとえば、ブログでアフィリエイト、稼げます!という情報がいくらでもありますが、果たしてどうか?

    去年1年間で検証してみた結果です。

    普通の人間がブログでアフィリエイトを実行した。

    はてなブログを使い、1年間欠かさず毎日ブログを書き続けます。

    内容は、単なる日記ではなく、主にハウツー。「こういうときはこれが便利」的な内容や、これは面白い、これはつまらないといったエンタメ系の「情報」。
    個人のつぶやきのようなものはまず、アクセスにならないので書かない!というのは、大前提でスタートしました。

    1記事1,000字程度。

    はてなブログproに申し込み、独自ドメインのサブドメインを利用。

    パソコン画面と、スマホ画面の両方の記事上と記事下にGoogle adsenseを配置。

    パソコン画面のサイドバーにもGoogle adsenseを配置しました。

    アクセス数はどうだったか?

    3ヶ月ほどでアクセス数はコンスタントに1日100に届くようになります。

    これはどの書籍でも書かれている真実。ただ、そこそこしっかりした記事ではないと絶対に行かないでしょう。

    一般的なネタでは1日100アクセスが限界でした。

    ゲームネタやゲームセンターのカードゲーム、コレクター系のネタの時は、小さくバズったこともあり、多いときで1日1,000アクセス程度。
    1500アクセスが結果的に1年間の最高記録でした。

    1日1,000アクセスや10,000アクセスといった話をそこら中で聞きますが上位1%の方の話であることは間違いないでしょう。
    ほとんどのウェブサイトが1日3~5アクセスと言われています。

    1,000や2,000が当たり前であれば、ウェブサイトの数(供給量)とウェブを閲覧する人の数(需要量)のバランスがおかしくなります。
    決して当たり前ではない数字であり、書籍で「だれでもできる!」などと書かれていますが、結局は限られたパイの奪い合いであり決して簡単なことではありません。

    また、ゲームネタに関しては、賞味期限があり、アクセスを稼いだ記事も2~3ヶ月もすれば落ちてきます。

    一時的なもので、結果的に、年間を通して平均アクセス数は100を少し超えた程度でした。

    Google Adsenseの成績は?

    この場合、Google Adsenseで入ってくるアフィリエイト収入はおよそ月間1,500円程度。多いときで3,000円程度です。

    そして、1年が経った時点でピタリとブログの更新を止めてみると、1ヶ月程度では、コンスタントに100アクセスを維持するも、徐々に減りだし、半年もすればせいぜい15アクセス程度まで下がります。

    記事はフロー的な旬な情報もあれば、掃除の技やテーマパークの情報などストック情報も含みますが、ブログの特性として、投稿日時が古いものはどんどんアクセスを稼げなくなる仕組みであるという予測が立ちます。
    ストック情報を書いてしまえば、あとは自動で稼ぐというのは、なかなかあることではないでしょう。
    ストック情報であっても、新しい情報にどんどん塗り替えられていきます。

    情報は先に出した方がSEO上有利という情報もありますが、おそらく先に出した情報にさらなる新しい情報を付加して新たなコンテンツとして上げた方が有利でしょう。
    あるゲームセンターのゲームの名前で検索結果、上位3位であったブログ記事もすぐに圏外に落ちていきました。

    ということで、1日1,000字の記事を毎日書き続けるだけでも大変でしたが、一般人が一般的なネタで書き続けても、結果としては、中学生のおこづかいレベルしか稼ぐことはできない。

    それでも、稼ぎたい場合は、このレベルのブログを10個運用し続ければ、相乗効果で10倍、20倍になるかもしれませんが、効率が良いものとは思えません。

    ブログだけしかやらない!という人生であれば、月に20万円程度は稼げるかもしれませんが、いつまでネタが持つかわかりません。

    むしろ、個人のブランディング力を上げてから、ブログを書く方が効率が良いような気がします。

    記事が人を呼ぶのではなく、人が人を呼ぶほうが絶対的に効率が良いからです。

    ちなみに、はてなブログプロは、年払いで1ヶ月換算にすると700円なので、1年間のアフィリエイトの成果はプラス15,000円程度でした。

    以上です!

    と締めたいところですが・・・

    されど、ブログの効果はそれだけではない

    と結論づけると、ブログなんて意味がないという結論になりかねませんが、本業で稼ぐことを前提に、そこへの導線として使う分には、十分、力を発揮してくれるセルフメディアです。

    仮にたった一日100アクセスであったとしても、これをGoogle adwardsで集客するとなると、1クリック100円のリーズナブルなキーワードであっても1日100回クリック(集客)したら1日10,000円の経費が掛かります。

    それをブログで稼ぎ出すわけだから、支出を抑えているという面で言えば、充分効果的ですよね。

    しかし、ここで問題があります。はてなブログの有料版も含めて、本業への誘導はほとんどのブログで禁止されています。

    ということで、やっぱり、ワードプレスが一番!ということになるのでしょう。

    ワードプレスの投稿ページで集客して、固定ページへ誘導する。1サイトで全て完結します。

    独自ドメインでもあり、アフィリエイト広告も好きなように設置できる。

    結局、ワードプレスが最強なのだと思っています。

    既存の動画ファイルをツイキャスでOBSを使って配信する方法 トラブル回避方法

     久しぶりにOBSの配信依頼がくるとどうやっていたか?を忘れてしまいます。 今回も既存の動画ファイルを生配信するという案件です。 設定するところまでは、前回の記事を参照して進めてみます。 既存の動画ファイルをツイキャスで流す方法 今回つまずいたところは、以下の4点です。 動画ファ...